地域への思いは人それぞれ。三越伊勢丹グループと深く関わる人物に、その思いを語っていただきます。
あけましておめでとうございます。お客様におかれましては新しい年を健やかにお迎えになられましたことお慶び申し上げます。
昨年中はコロナ禍の中、百貨店店舗やECサイトにおきまして、休業や営業時間の短縮により大変なご心配ご迷惑をお掛け致しましたこと申し訳なく深くお詫びを申し上げます。
本年は、コロナの影響については益々予断を許さない状況ではございますが、三越伊勢丹グループと致しまして、このふるさと納税サイトを始めとして、いずれの店舗でもサイトでも、すこしでもお客様にお役に立てるよう、従業員一同、一丸となって創意工夫を続け、明るい未来に向かってお客様とご一緒に歩みを進めて参りたいと存じます。
是非、本年も、引き続きご指導ご鞭撻を頂きご贔屓賜りますようお願い申し上げます。
Q1思い入れのある地域や、その地域にまつわる思い出があればお聞かせください。
60歳を迎えた還暦の年に、初めて「老後」という言葉が実感として湧いてきました。日本人の平均余命をみると人生残りあと四半世紀くらいしかないと、一瞬たじろいだのが正直な気持ちでした。しかし、まだ25年もあると思いなおし、元気な内に今までやりたかったことを悔いなくやってみようと一念発起を致しました。そして真っ先に浮かんだ事は、日本人に生まれ日本で育ちながら、実は日本の事を良く知らないのではと思いついたのです。
勿論日本地理を教科書で読んだことはありましたが、3代続く東京生まれの東京育ちは、思い出せば、夏休みも東京で過ごす少年時代で、9月の新学期に友人たちが川遊びや「バッタを食べた」とふるさと自慢をするのを聞き、日本各地にはいろんな言葉や食べ物があるのだと羨ましかったことが少年心に印象に残っていました。
であれば、時間を取り戻そう!とふるさとを訪ね行く「日本紀行」を、それも極力自分の車で行く「愛車で訪ね行く日本一周紀行」を決意しました。もちろん時間が細切れではあり、安全運転が最優先ですので、先ずは連続休暇を使ってゆっくり東北の旅から始め、少しづつ日本地図に航跡を記しながら、東京の旅人が訪ねるふるさと紀行を続けているところです。
そして、ふるさとの旅の思い出は尽きないもので、食感を極める食べ物や肌に感じる風景に四季折々の風情を加え、すべてが心に染みて深く感銘するものばかりです。例えば日向高千穂神社の村人の「神楽」に笑い、群馬県北部では「ハムカツ丼!」に出会ったり、礼文島ではこでれもかの「うに丼」を食し、ゆく先々の朝市では地元のおばあちゃんの方言推理を楽しんできました。中休みもありましたが計算してい見ると既に8千kmもふるさとを訪ねており、まだ訪ねていない四国や九州西部をいつ行くか計画を立てつつ、運転免許返上まで少し時間があるのでもう一周日本を回ってみるか、の思案のしどころではあります。
Q2ふるさと納税を始めようと思ったきっかけ。もしくはしていただいた感想。
三越伊勢丹のふるさと納税サイトが出来る前から、家族からは地域の皆さんにも我々にとっても、大変メリットがある制度だよと再三再四アピールがありましたが、どうも手続きが手間が掛かりそうだという先入観から足踏み状態が続いていました。
ところが、自社でサービスを展開するという企画案が社内で持ち上がり、よくよく聞いてみるとオンラインで簡単にできる事が分かり、ふるさと地域の生産者の皆さんが喜び、地元行政の皆さんも喜び、加えて家族も喜ぶ、と言う一挙両得ならぬ三得という素晴らしい制度で利用しない手はないと思いました。
早速ふるさと納税サイトに行ってみると、魅力的な商品もあり、知らない市や町や村があり、オンライン画面でふるさと訪探まで出来てします優れものでありました。それ以来限度額いっぱいまで利用しています。
Q3三越伊勢丹ふるさと納税を通して実現したいこと。
ふるさと納税制度は、国の行政による政策ではありますが、よくよく制度の主旨をみてみると、人口や企業本社が多数となる大都市に集中してしまいがちな税金の単なる再分配策ではなく、人口減少が続くこの日本と言う国家において、どうやれば地方の衰退を留めることができるか、どうやって地域ごとに持っている様々な「技」や「知恵」を次世代に継承していけるのか、の解決策の一つである制度だと思います。四季がある地域で農業や漁業、林業で様々な産物を生みだし、地元の気候や風土にあった「技」を極め、それを「知恵」として繋ぎ独自の「日本の力」を培ってきたのが日本の故郷だと思います。
その産物を絶やすことなく、また「技」が消えることなく、日本人全員がもう一度、その産物を食し、「技」を駆使した道具を使うことによって、地域で頑張っている人々を支えながら、寄付をする人々全員が日本人の生活を楽しんでいく事こそが、ふるさと納税の真の意味だと思います。
そのためにも地域の皆様の支援を頂きながらサイトの品ぞろえをより一層充実し、より便利に手続きが進み、気に入った商品やサービスがお手元に直ちに届くように日々努力を続けて参りたいと思います。
Q4最後におすすめの返礼品を教えてください!
一押しは、新潟県燕市「洋白製ウィスキー・スキットル(携行ボトル)」です!
還暦通過後、アルコール類を飲むスタイルが変わってきました。味わって飲む、違いを比べながら飲む、それも少しで良い、というお酒をゆっくり楽しむというスタイルに変化してきました。
それに最適な飲み物が「ウィスキー」です。特にスコッチが好きになり「日本ふるさと紀行」にもお気に入りを連れていくためにに必要でしたが、正にうってつけの「スキットル」に出会いました。職人さんの技は、私の手にすっぽりと馴染み、グラスキャップもついていて、愛飲のスコッチをこの上ない味と香りに昇華してくれる予感を醸し出します。皆様も是非お試しください!
新潟県燕市 洋白製ウィスキー・スキットル
寄附金額 66,000円
詳細はこちら
新潟県燕市 洋白製ウィスキー・スキットル
寄附金額 66,000円
詳細はこちら