Vol. 9 2021.4.9

今、届けたい
「ふるさとのトピックス」
毎月第2金曜日更新

あの人に聞く「ふるさと」の
魅力
三越伊勢丹取締役会長:
杉江 俊彦 氏

地域への思いは人それぞれ。三越伊勢丹グループと深く関わる人物に、その思いを語っていただきます。

みなさま、こんにちは。三越伊勢丹グループも4月から新年度を迎えました。
私も2021年度からは代表取締役社長から取締役会長に立場を変え、新たな業務に向かう1年となります。
会長として大事にしたい仕事は何かというと、社内外のステークホルダーと良い関係を築くこと。
お取組先、行政、関連団体、地域や地元の皆さま、そしてお客さま。
今まで社として十分にできていなかった対話や対応の部分をしっかり進め、今までのように会社を表側から引っ張るのではなく、裏側からバックアップする仕事に注力していきたいと思っています。
是非、本年度も三越伊勢丹グループをよろしくお願い申し上げます。

Q1思い入れのある地域や、その地域にまつわる思い出があればお聞かせください。

東京生まれの東京育ち。
「ふるさと」と呼べる地域は東京となるのですが、自分の中に強い印象を残している地域が石川県輪島市となります。
伊勢丹に入社した新入社員当時、初めて担当したのが漆器でした。担当として漆器の産地を巡りましたが、その中で一番景色に感銘を受けたのが輪島です。まさに日本海という絶景で、海や空の色が全然違うと感じました。

また輪島は高校時代に修学旅行に行った思い出の地でもあります。
高校生からすると値段が1桁違う輪島塗の漆器は買えませんでしたが、漆器の担当として扱うこととなり、感慨深いものがありました。

結婚を機に漆器の飯椀を買ったのですが、これがとてもいい。
漆器は徹底的に乾かした木に、布を巻いて補強をし、漆を幾重にも重ねていきます。
陶器は熱いものを入れると熱くて持ちづらいですが、漆器は熱くならないので持ちやすい。さらに軽い、割れないなどいい所尽くしです。日本人の知恵は本当に素晴らしいと思います。
既に30年使い続けていますが、年季が出てきてそれがまたいい。特別な手入れなどせず、洗剤でガシガシ洗っています。
そろそろ塗りなおしをして、死ぬまで使いたいと思っています。

Q2ふるさと納税を始めようと思ったきっかけ。もしくはしていただいた感想。

ふるさと納税自体は以前から知っていたのですが、なんとなく手続きが面倒なイメージがあり、三越伊勢丹として事業を立ち上げるまでにはやったことがありませんでした。
しかしサイトが公開され、実際やってみたところとても簡単で楽なものでした。
この「面倒くさそう」という思い込みが利用者がなかなか広がらない1つのハードルだと感じましたが、一度使い始めてしまえばとても簡単なので、私自身これからもふるさと納税を続けていきたいと思っています。このハードルを払拭してもらえるよう『三越伊勢丹ふるさと納税』を通じて発信していきたいと思います。

Q3三越伊勢丹ふるさと納税を通して実現したいこと。

三越伊勢丹グループは、日本全国の様々な生産者があって成り立っている企業です。
その日本全国の生産者をこの事業を通じて応援したいと思っています。

まだ私が伊勢丹新宿本店の食品部長であった2011年3月、東日本大震災が発生しました。
震災直後の深刻な状況から、少し落ち着いてから考えたこと。それは「東北や福島、一番被害を受けた方々を支援しなければならない」ということでした。
それ以降、被災された生産者と連絡を取り、販売先がなくて困っている在庫を引き受け、店頭での販売を行いました。
風評被害への対策およびお客さまへのご安心の提供のために放射能検査機も購入し、安心安全が証明された東北や福島の県産品をご紹介しました。お客さまに大変ご好評をいただき「あるだけ買っちゃうわ」という方もいらっしゃいました。
今でも当時の生産者の皆さまにお目にかかると感謝の言葉を頂戴します。
ふるさと納税という事業も、全国の生産者の皆さまを応援できる取り組みだと思っています。

Q4最後におすすめの返礼品を教えてください!

やや外に反った上縁、そこから高台へ続くなめらかな曲線が美しい「端反椀」は、用途を限定しない形状で、和洋問わず幅広く使うことができます。使い込むことで少しずつ色が明るくなり、艶も増していく、その変化も美しいのが特徴です。

石川県輪島市
端反椀・中・本朱

寄附金額 74,000円

詳細はこちら

端反椀・中・本朱

寄附金額 74,000円

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手塩にかけて漬け込んだ脂の乗ったキングサーモンを丁寧に焼き上げてほぐした「さけ茶漬」、北海道沿岸で漁獲される秋鮭の卵をほぐし、醤油・清酒などに漬け込んだ「いくら醤油漬」、人気の詰合せをお届けします。

<新潟加島屋>味覚セット(2G)

寄附金額 24,000円

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【定期便】<新潟加島屋>味覚セット(2G)
12ヵ月連続お届け

寄附金額 288,000円

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新潟県
<新潟加島屋>味覚セット(2G)

寄附金額 24,000円

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【定期便】<新潟加島屋>味覚セット(2G)12ヵ月連続お届け

寄附金額 288,000円

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老舗をたずねて 日本文化の総合演出を目指して。日本料理・懐石料理「招福楼」。

伊勢丹新宿店のデパ地下でも人気の老舗料亭「招福楼」をご紹介します。

滋賀県東近江(八日市)を本店とする日本料理・懐石料理「招福楼」。

庭、建築、装飾、器に宿る日本文化の粋を集めた演出と、旬の素材の持ち味を大切に、「禅の精神とお茶の心を基とする料理」にてお客さまをもてなす老舗料亭です。

本店は明治より代々受け継いだ建物を生かし改めた空間を造り、旬の素材の持ち味を大切にした会席料理とともに、四季折々の風情を楽しめます。

― 瓢箪の間(ひょうたんのま)―

この座敷は建築道楽と云われた初代が、大工を連れて京都等を見廻り造った建築で、二方に池園を廻らした日本人の好きな池上の座敷。
照明は大正後期までは重厚なシャンデリアでしたが、二代目が瓢箪形の照明(一種のシャンデリア)に改め、その故を以って、席の名を瓢箪となっています。

老舗料亭の心と技が伝わるお惣菜の数々。
招福楼ならではのおいしさを、ご自宅でも味わうことができます。

鮑を姿のまま、酒、醤油、出汁で炊き上げました。
冷やしても、また袋から取り出し少し温めても美味しくお召し上がりいただけます。お好みの厚さに切り分け、鮑の軟らかさと厚みのある食感をお楽しみください。

滋賀県東近江市
<招福楼>鮑やわらか煮

寄附金額 55,000円

詳細を見る

滋賀県東近江市
<招福楼>鮑やわらか煮

寄附金額 55,000円

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伊勢丹新宿店にもお持ち帰り店があり、伊勢丹新宿店のみでお買い求めいただける商品のほか、月替わりで季節のお弁当やお寿司、お惣菜、お菓子等を販売しています。

鰻の山椒煮等の商品につきましても、少量ずつお好きな組み合わせでお楽しみいただけるようなパッケージもご用意いたしております。

招福楼
(伊勢丹新宿店 本館地下1階)
営業時間
午前10時〜午後8時
アクセス
東京都新宿区新宿3-14-1

大人の晩酌 究極という名の美酒。<大七酒造>妙花闌曲Ω。

外食では味わえないこだわりの時間を、ふるさと納税の返礼品で。

大七酒造について

大七酒造は、福島県二本松市に蔵を構える酒造です。
1752年(宝暦二年)の創業以来、日本酒の最も正統且つ伝統的な醸造法である「生酛造り」一筋に、豊潤な美酒を醸し続けてきました。

伊勢国より二本松に来住して始まった大七の歴史は、現当主で十代目を数えます。近年では食事の中で活きる日本酒の美質を備えた味わいで、国内はもとより、世界から高い評価を得ながら、新たなる名酒の歴史を刻み続けています。

大七の酒造りの思想

私たちは酒造りにおいて、明確な考えを持っています。それは、酒の普遍的価値の追求、正統的な生酛造りへのこだわり、原料の潜在力を引き出すこと、世界へ伝える味わいの美学、そして、これらに集中し徹底することこそが世界に通じるという確信です。日本から世界へ。最良へのこだわりを胸に、人間の叡智と熟練とを結集し、味わいの深さと力強さ、そして洗練を求めています。

「現代の名工」にして生酛造りの全国第一人者、佐藤孝信杜氏。
佐藤杜氏は、昭和の大杜氏・伊藤勝次に見出されて大七の酒造りに加わり、翌年には頭役に抜擢されるなど、すぐに頭⾓を現しました。そして先代の金田一杜氏の急逝を受け、1997年の秋に杜氏に就任。

通常、特定の担当を持たずに全体を管理するのが杜氏の役割ですが、佐藤杜氏のスタイルは異なります。造りの要である生酛は自分で行いつつ全体の監督も行う、いわばプレイング・マネージャー。同じところに留まることなく常に実験と検証を繰り返し、毎年進化を続ける研究の⾍です。
「綺麗な仕事を10並べるか、3つだけかで酒の出来が決まる。簡単なことさね」佐藤杜氏の仕事に一切手抜きはありません。

10の工程があればその全てにとことんこだわり抜く佐藤杜氏の完璧主義があればこそ、誰もなし得なかった生酛造りの純米醸造による全国新酒鑑評会金賞を二度も達成する金字塔を打ち立てました。
現在は新酒のコンテストは卒業し、より長い熟成で大輪の花を咲かせるスケール豊かな酒造りに邁進しています。

ギリシャ文字で最後のΩ(オメガ)は
最終、究極を意味します。
さらなる高みを目指して辿り着いた、想像を超える美しさを表現した美酒。

力強い生命感、すべてが満ち足りた美しいバランス。
酒造りのすべての工程を今一度虚心に見つめ直し、渾身の力をもって醸した生酛造り純米大吟醸雫原酒です。

※限定数量8本となります。

福島県二本松市
<大七酒造>妙花闌曲Ω(オメガ)720ml

寄附金額 165,000円

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福島県二本松市
<大七酒造>妙花闌曲Ω(オメガ)720ml

寄附金額 165,000円

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「用の美」を愉しむ暮らし フレンチの巨匠と日本のステンレス技術のコラボレーション。

生活をより豊かに。事業者の心が込められた、使いやすく美しい返礼品をご紹介します。

強く、優しく、美しいものづくり

常に最良の素材・道具を求めた、世界中の美食家の憧れである稀代のフランス人シェフ、ジョエル・ロブション氏。
フレンチの神様と称された彼が新潟県燕市のメーカー「サクライ」と共同開発をしました。

新潟県の県央に位置する「燕三条」地域は江戸時代から「伝わる」、「モノづくりベンチャー精神」のDNAが深く刻まれた「人々」が「生き続けてきた」産地であり、時代の変化に柔軟に対応してきた「強い」産地です。

「食」から「飾」そして、「環境」へ。
「強く・優しく・美しく」をモットーに、サクライは独自の数々ある技術に更に磨きをかけ、「いいものを永く、大事に」使っていただける商品創り、社会生活に貢献できる提案に励んでいます。

表面硬化処理の技術で従来のステンレスより、耐擦傷性がある「いつまでも、美しさを失わない食器」SaksSuper700シリーズなどで百貨店やホテル・レストランから好評を博す新潟県燕市を代表するカトラリーメーカーのひとつ「サクライ」によるこだわりの一品。

非常に厚みのある材料を使い、ダイナミックな三次元曲面と繊細なラインで構成されたデザインを製品化した「ジョエル・ロブション セレクション カトラリー」。食事というイベントを優しく華やかに演出します。

フレンチの巨匠と称されたジョエル・ロブション氏と
新潟県燕市のカトラリーメーカー「サクライ」が共同開発

フォルムから重さ、使いやすさまでロブション氏のこだわりが反映されたカトラリーです。

ディナーナイフ:全長約243mm
ディナーフォーク:全長約211mm
ディナースプーン:全長約211mm
×各6本

18-8ステンレス(ディナーナイフ刃部:ナイフ用ハイカーボンステンレス)ミラー仕上


新潟県燕市
ジョエル・ロブション セレクション

寄附金額 209,000 円

詳細を見る

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