Vol. 4 2020.11.13

今、届けたい「ふるさとのトピックス」
毎月第2金曜日更新

広大な土地が育む北海道の魅力 畑の幸・海の幸・牧場の幸「食の宝庫」ならではの返礼品

日本国土の22%を占める広大な北海道

日本国土の22%を占める広大な北海道

起伏が緩やかで豊かな土壌と、太平洋・日本海・オホーツク海の3つの海に囲まれた環境は、北海道に豊かな自然の恵みをもたらしています。畑の幸・海の幸・牧場の幸の数々、そこに誇りとこだわりを持って生きる生産者の方々がいます。1ページでは紹介しきれないほど沢山のストーリー持った返礼品がありますが、その一部をご紹介します。

プリプリの身を楽しむ?濃厚な味噌を楽しむ?

プリプリの身を楽しむ?濃厚な味噌を楽しむ?

ハサミを上下に振る姿が、ツキを招いているように見えることから縁起が良い食べ物とされている蟹は、お祝いやお正月に華を添えます。蟹の専門店として昭和38年から蟹や海鮮の卸販売をしている<加藤水産>から、各種蟹をご用意。お好みの種類をご賞味下さい。

極太で食べ応え抜群のタラバガニ
極太の足に詰まった蟹身のプリプリとした食べ応えは、タラバガニだからこそ味わえる満足感。

繊細な濃厚な旨みのズワイガニ
ぎゅっと締まった繊細な蟹身です。
みずみずしく風味豊かな味わいをお楽しみください。

濃厚な蟹味噌が楽しめる毛蟹
北海道を代表する蟹と言えば、やっぱり毛蟹。
濃厚な蟹身と蟹味噌を一緒にお楽しみいただけます。

凝縮された甘みの花咲蟹
殻が硬くトゲの鋭い姿をしていますが、その身には旨みが多く芳醇で、コクと甘みがクセになる美味しさです。

北海道弟子屈町の蟹

寄附金額 32,000円~

北海道弟子屈町の蟹 返礼品一覧

豊かな自然と温泉熱で育った茸

豊かな自然と温泉熱で育った茸

北海道江差町にある<渋田産業>では、生育に適した温度・湿度を保つために、工場から300mほど離れた源泉から引いた温泉熱を利用するなど自然の力を有効利用することで環境配慮に努めています。一株約400gものどっしりとした「えぞまいたけ」は色素が薄く調理しても煮汁が黒くなりにくいので、お料理の色合いがとても綺麗に仕上がります。また「なまきくらげ」は国内自給率わずか5%。サラダや酢の物などに広くお使いください。

北海道江差町 えぞまいたけ なまきくらげ セット

寄附金額 13,000円

詳細はこちら

乳に仕え、美味しくなれと思いを込め

乳に仕え、美味しくなれと思いを込め

北海道白糠町は紫蘇の栽培とともに酪農も盛んなまち。日本、アジアで愛されるチーズを目指して深化し提案し続ける<白糠酪恵舎>のチーズは母牛が持つ愛情をたっぷり感じることが出来ます。

モッツァレッラ
柔らかくジューシーであたかもミルクを食べているよう。
リコッタ
穏やかなミルクの風味とナッティな甘味が特長。
ミルクジャム
フランスの酪農家のお母さんが子供たちのために作る伝統的なジャム。
タンタカ
18ヶ月以上熟成する超硬質チーズで、アミノ酸が豊富に含まれています。
ロビオーラ
塩水で2日おきに表面を洗って熟成。独特の匂いとむちっとした柔らかさ。
サルーテ
リコッタに少し塩を漬け、表面に胡椒をまぶして14日以上熟成。ピリッとした刺激と優しいミルクの風味が絶妙。
トーマ・シラヌカ
熟成期間は40日以上。柔らかく食べやすく、野菜との相性が良いチーズ。

フレッシュタイプからしっかり熟成タイプまで幅広いタイプのセットをご用意しました。

北海道白糠町 酪恵舎セレクトチーズセットA「アミューズ」

寄附金額 20,000円

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野生酵母で醸した、無濾過ワイン

野生酵母で醸した、無濾過ワイン

<多田農園>は北海道のほぼ真ん中の位置、寒暖の差の大きい富良野盆地あります。2007年からワイン用ぶどうを育て、2016年に多田ワイナリーを開設。野生酵母でワインを醸しています。野生酵母は、ぶどうの果皮についている酵母と空気中の酵母がぶどうの糖と反応してアルコールとして変化し、野生酵母で造ったワインはその土地そのものを感じる、特徴的なワインになります 。ピノ・ノワールは、土のどっしり感にチャーミングなニュアンス、しっかりとして穏やかさがあり、タンニンはエレガントなワインです。シャルドネは、フレッシュ感のある酸と、ほどよい塩味として感じられるほどのミネラリーな液質の、良いバランスのワインです。※20歳未満の方の飲酒は法律で禁止されています。

北海道上富良野町 多田ワイン2本セット

寄附金額 30,000円

詳細はこちら

あの人に聞く「ふるさと 」の
魅力
札幌丸井三越社長 代表取締役社長:栗原 憲二氏

地域への思いは人それぞれ。三越伊勢丹グループと深く関わる人物に、その思いを語っていただきます。

Q1思い入れのある地域や、その地域にまつわる思い出があればお聞かせください。

両親が事業を営んでいたこともあり、小学生まで夏休みは親戚・兄弟と一緒に軽井沢に滞在していました。軽井沢というと高級別荘地というイメージがありますが、私が滞在した中軽井沢は当時地元の生活感が色濃く残っている場所でした。
賑やかな鳥のさえずりで目覚めた後、仲良くなった地元の友達と連れ立って湯川でニジマス釣り。泥鰌の養殖池でマムシを避けながらヤンマを捕ったり、収穫前の田んぼに忍び込んでイナゴ狩り。そして週末の夜は肝試しや花火に興じる日々。軽井沢での体験は、私に自然のすばらしさ、怖さを教えてくれました。そして地元の友達との交流は、私の感性や心身を鍛えてくれました。

こうした原体験があるからか、時々、無性に「時間の束縛から解放して自然に浸りたい」と思う事があります。そんな衝動に駆られ、今年の夏、江差町の旅宿「群来(クキ)」に2泊滞在しました。群来とはニシンの大群が浜に押し寄せてくる情景を意味しています。江差町は、かつてニシンで栄えましたが、不漁となって一気に衰退しました。でも往時を偲ぶ豪商の邸宅や史跡の数々、江差追分等の文化風習は面々と引き継がれいて、世界中から観光客が訪問しています。

世界中から訪れる観光客が満足する宿泊施設をつくりたいという地元出身の棚田さんの熱い想いと賛同する仲間が力を合わせ旅宿「群来」ができました。北海道出身の建設家中山真琴さん設計のCOOLで静寂な空間の中、アンティークな調度品やスタッフのきめ細やかな気配り・・・、棚田さんの想いは細部にまで宿っています。常々、先輩から「魂は細部に宿るんだ!」という教えを受けた者として感動すると共に「頑張れよ!」というエールを頂いた気がしました。

私が訪れた時はコロナの影響もあって、町は静まりかえっていました。朝、棚田さん自ら漁港や自家農園・牧場から新鮮な食材を届けてくれます。食事を済ませた後は、溜まった本を読みふけったり、寝転んでうたた寝したり、そして近郊の海岸や山を散策したり、何かに追われることのない(何もすることがない(笑))、スローな時間を過ごすことができました。

江差での経験を通じ、「地元を守り、その良さを伝える」ことは、地元の人たちの熱い思いと絶え間ない努力によって実現するものと強く感じました。自分の感性や心身を鍛えてくれた日本の自然や原風景を、この先を担う子供たちにも残したい。企業として、地元のために出来ることを改めて考える機会になったと思います。

Q2ふるさと納税を始めようと思ったきっかけと感想を教えてください!

自分や家族が住んでいる自治体に税金を納めることは、大切な義務です。一方で自分や家族にとって大切な地域、或いは過疎化や被災で困窮している自治体もあります。
ルールに則って一定金額分は自分の意思で納税する自治体や使用目的を選べる、ふるさと納税という制度ができたことは画期的だと思いました。
以前は被災地域を中心に納税をしてきましたが、最近は三越伊勢丹ふるさと納税を100%活用しています。
その理由は、もちろん自分が勤めている会社が取り組んでいるからという面もありますが、「北海道のみなさんに、三越伊勢丹ふるさと納税で貢献したい。そして日本中のみなさんに北海道の素晴らしい産品を楽しんでいただきたい」という想いを胸に担当スタッフが一生懸命に各地の役所や事業者を廻って契約を取り付けてくれています。そんなスタッフから、「契約が取れました!」という報告を貰ったら、まずは自分で頼んで、確認して、そして家族や友人にも勧めています。
加えて、北海道から九州までの各地の関心ある自治体への納税、そして厳選した逸品の数々を楽しめるのも魅力ですよね。

Q3三越伊勢丹ふるさと納税を通して実現したいこと。

昨年、札幌丸井三越のビジョンを「北海道で暮らす人たちに心豊かさを提供する企業グループになる」と定めました。
丸井今井は148年、札幌三越は88年。長い年月、北海道で愛されてきた企業です。コロナ禍で、北海道の経済は痛手を受けており、北海道に暮らす人々も「地元のためにできることは何だろう」という目線が強くなっています。長くこの地で育ててもらった私たちだからこそ、地域のため、生産者のためにできることをしっかりと見つけ出し、広く道民の皆さまに伝える役割を担うべきと考えています。そういう意味でも、ふるさと納税は北海道の生産者を助け、北海道の良さを広く伝える意義のある取り組みだと思っています。
三越伊勢丹グループのネットワークを生かし、北海道をはじめ全国の自治体や住民のみなさんに貢献すると共に、返礼品を通じて、私たちが選品した北海道の産品を日本中の皆さんに楽しんでいただきたい。もちろん、北海道のみなさんにも、日本各地の逸品・銘品を楽しんでもらえたらと考えています。
今後も三越伊勢丹グループ各社協働して、全国の産地のみなさんと納税者をつなぐプラットフォームにしていきたいと考えています。

Q4最後におすすめ返礼品を教えてください!

北海道には、他の地域では食せない独自の産品があります。その代表格が「蟹」です。
この度、スタッフに頑張ってもらい弟子屈町(てしかがちょう)の事業者と契約することができました。ちょっと高額ですが、毛ガニ、タラバガニを堪能してください。また北海道では、ズワイガニが手ごろな金額で楽しむことができます。これもお奨めです。
さて北海道といえば、まず海鮮系の産品が思い浮かぶと思いますが、実は野菜がとても美味しいんです。北海道の人たちは春になるとアスパラガスの出荷を心待ちにしています。美幌町の返礼品、アスパラは、とても新鮮なので、手間をかけず軽く焼いたりボイルして、軽くレモンを絞り、お好みで塩やマヨネーズをつけて食べるのが最高です!シャキシャキとした歯ごたえと共に、口の中にじゅわっと甘~い汁がほとばしる・・・・そりゃ~至福の時ですよ!!

北海道弟子屈町の蟹 返礼品一覧

北海道美幌町のアスパラガス 返礼品一覧

※季節により寄附の出来るアスパラの種類が異なります。

今月の郷土料理 自給率1% 国産羊肉のジンギスカン

外食では味わえないこだわりの時間を、ふるさと納税の返礼品で。

衣食住をクリエイトする羊の恵み。

かつての北海道には30万頭もの羊がおり、各地に羊毛の製綿工場がありましたが、羊の減少とともにその多くは閉鎖されました。北海道白糠町にある<茶路めん羊牧場>では草地面積16ヘクタール、畜舎1400平方メートルもの広大な土地の中で約700頭もの羊が飼育されています。
「羊からの恵みをできるだけ無駄にすることなく皆さまに安心して喜んで使っていただけるように」を基本理念とし、食肉の販売から羊毛を使った衣類、ムートンなどの羊皮製品の販売までを一貫して行っています。また、半頭や1頭を一年かけて順番にお届けするラム肉オーナーや羊料理の本のレシピにそったメニューにあわせてお肉をお届けするクッキングオーナなどじっくりラム肉料理にとりくんでいただける各種オーナー制も展開しています。

北海道を代表する郷土料理 ジンギスカン

真ん中が盛り上がったジンギスカン用の鍋で、周囲に野菜、中央に薄切りにした羊肉を焼いて味わうのが基本。肉から染み出した肉汁が溝に沿って下へと滴り落ちて野菜の味付けとなります。タレに漬け込んだものを焼くスタイルや、味付け前のお肉を焼くスタイル、使うお肉も「ラム肉」や「マトン肉」などさまざまです。三越伊勢丹ふるさと納税でお取り扱いのある「ラム肉」は生後1年未満の子羊のお肉のこと。柔らかくて、羊の香りもマイルドで、低カロリー、低脂肪のお肉です。

焼き肉とステーキのセット

焼肉用羊肉スライス500gと、骨付き羊肉ステーキ500gのセットをステーキ用のオリジナルスパイスと、グリル用の簡単レシピもあわせてお届けします。

ラム肉セットA

寄附金額 40,000 円

詳細はこちら

「用の美」を愉しむ暮らし 木のぬくもり溢れるそばちょこで年越しそばを

生活をより豊かに。事業者の心が込められた、使いやすく美しい返礼品をご紹介します。

北海道産木材へのこだわり

北海道美幌町にある<円舘工芸舎>は、昭和46年に創業以来家族で木地加工を営んでいます。
荒堀りから塗装まで、全て“木工ろくろ”を使用した手作りで製作し、荒堀り→自然乾燥→仕上げ加工→自然乾燥→塗装と、二度の乾燥を経て仕上げます。
木材はすべて極寒の地に育った道産木材を使用。北の木地師として、伝統工芸を守り続けています。

槐(えんじゅ)は古来より学問と権威のシンボルとして、出世栄達を願い尊重されてきました。
硬質で緻密な木質は気品に満ち、磨くと美しい艶がでることから、彫刻や細工物のほか、昔から床柱や床カマチなどの建築装飾材としても使われる樹木です。
”延寿”や”円寿”、”縁授(縁を授かる)”などとも記し、寿命を延ばし、良縁に恵まれる縁起が良い木として親しまれてきました。
耐久性が高く腐りにくい上、保存性に優れ、匂いも少ないため木です。

美幌町の小麦生産者と木工芸生産者のコラボ企画!

美幌町で生まれ育った職人が製造した「開墾そば」と、職人が手作業で制作した延寿の木の温もり溢れる「そばちょこ」、利尻昆布を使った「つゆ」をセットにしました。年末の年越しそばにおすすめです。

開墾そば&延寿のそばちょこセット(つゆ付き)

寄附金額 66,000 円

詳細はこちら

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