地域への思いは人それぞれ。三越伊勢丹グループと深く関わる人物に、その思いを語っていただきます。
Q1思い入れのある地域や、その地域にまつわる思い出があればお聞かせください。
2013年4月から4年間、福岡の百貨店、岩田屋三越に赴任していました。都内にマンションを買った直後で、私も家内も「サラリーマンあるあるだね」と言いながらも内心かなりテンション低めで赴任しましたが、数ヶ月後にはすっかり福岡と九州の虜になっていました。その理由はいくつかありますが、まずは何といっても食の豊かさと安さです。玄界灘の身の引き締まった白身魚、下関や大分のフグ、熊本、鹿児島、佐賀、壱岐などの和牛と上質な豚肉、そして糸島の獲れたて野菜。素材の新鮮さ、おいしさもさることながら、もつ鍋、鳥皮、やわうどん、豚骨ラーメンなどのB級グルメと各地のソウルフードもあなどれません。
福岡、九州というとお酒は焼酎と思われていますが、実は日本酒も東京ではなかなか手に入らない隠れた銘酒がたくさんあり、かなり楽しめます。たらふく飲んで、食べて、計算(お会計のこと)するとイメージプライスの60%くらいのお支払い。そして海、山、温泉、ゴルフ場、歴史的な名所も無限にあり、住まなければわからないニッチでディープな魅力にあふれた土地でした。
福岡、九州というとお酒は焼酎と思われていますが、実は日本酒も東京ではなかなか手に入らない隠れた銘酒がたくさんあり、かなり楽しめます。たらふく飲んで、食べて、計算(お会計のこと)するとイメージプライスの60%くらいのお支払い。そして海、山、温泉、ゴルフ場、歴史的な名所も無限にあり、住まなければわからないニッチでディープな魅力にあふれた土地でした。
また、人柄もよく、人間関係においてビジネスでもプライベートでも嫌な思いをしたことは一度もありませんでした。田舎の無い私と家内にとって、たった四年ですが福岡での暮らしは、とても豊かで思い出深いものになり、気持ちの中では二人の故郷になっています。今でも年に二回は訪福し、馴染みの店を回り、友人に会い、帰省気分を味わっています。
赴任当時住んでいたマンションの前の公園で産まれた雌の子猫を保護し、東京に連れて帰ってきました。福岡生まれの娘ができたような気持で、大事に育てています。先日、娘猫の検診で初めて行ったペットクリニックに福岡での保護時にワクチンや検査でとてもお世話になった看護師さんが移られていて、娘ともども偶然再会するという奇跡もあり、ますます福岡との縁を感じております。
Q2ふるさと納税を始めようと思ったきっかけと感想を教えてください!
もちろん、自社でふるさと納税のサービスが始まったからというのが大きな理由で、今までも興味がありましたが手続きなどが面倒な印象があり、躊躇していたところで背中を押されたという感じです。実際やってみると、手続き自体はきわめてシンプルで、かつ「納税」、をしているという感覚はなく、「おいしいもの探し」を楽しむ、という感じでした。自治体、返礼品出品者、納税者、かかわるすべての人たちが幸せになる素敵な制度だと思います。
Q3三越伊勢丹ふるさと納税を通して実現したいこと。
グループのビジョンで「人と時代をつなぐ」を掲げています。デジタル時代になり、都市と地方の時間差というものが色々な意味で解消されていくのだと思います。そんな中で、納税と返礼品、という「実体」のある行為とモノで地方とつながることが、このふるさと納税であり、グループビジョンを具現化する、ひとつの大きなレバーになると思います。とくにコロナでリモートワーク、Uターン、Iターンといった働き方、暮らし方が加速度的に進み、都市に集中していたあらゆるアセットとリソースが地方に分散し始めています。狭い日本ですがまだまだ知らない地域や土地があり、観光ではなく暮らすという文脈でそれらが再評価されていくのだと思います。関心を持った地域、自治体へのふるさと納税からアクションを始めてみるというのも面白いと思います。三越伊勢丹ならではの「LOCAL GOOD」を具現化する事業として大切に育てていきたいと思います。
Q4最後におすすめ返礼品を教えてください!
福岡県古賀市の「ピエトロドレッシング」です。ピエトロは福岡の人気老舗イタリアンレストランですが、いわゆる本格的なイタリアンではありません。日本人の繊細な味覚に合わせたイタリアテイストのコンテンポラリーフード、というイメージです。このドレッシングは何を選んでも間違えの無いおいしさ、個人的にはキャベツの千切りのような、サラダというより「生野菜」にとても合うと思います。おすすめです!
MF012 ピエトロ「人気不動のドレッシング6本セット」
寄附金額 15,000 円
詳細はこちら
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