地域への思いは人それぞれ。三越伊勢丹グループと深く関わる人物に、その思いを語っていただきます。
Q1思い入れのある地域や、その地域にまつわる思い出があればお聞かせください。
東京生まれ東京育ちの私ですが、自身の中で思い入れの深い地域は、九州の福岡県福岡市となります。
入社して以来、初めて赴任した地域でしたし、また、1999年の3月から2008年の3月までの9年間、会社人生の中でおよそ3分の1を占める時間を過ごさせてもらいました。
福岡県は皆さまご存じの通り、福岡市と北九州市の二つの政令指定都市を有する非常に発展した地域です。街だけでなく、自然も豊かで、私の住んでいた福岡市には、山も海も、温泉もありました。また、おいしいものもたくさんありました、しかも安い!山や海の幸が豊富でしたし、明太子、とんこつラーメン、あまおうをはじめとしたブランドフルーツ…、思い出したら切りがありません。また、「山笠」や「博多どんたく」といった大きなお祭もあり非常に活気がある地域でした。そういう全国からも人が集まる地域だからでしょうか、住んでいる皆さまもオープンな人柄で、県外から来た私をすんなりと受け入れてくださいました。
赴任中、印象に残っているのは、2005年の福岡県西方沖地震といった震災に見舞われたこと、自身の集大成ともいえる福岡三越創業10周年イベントに大きく関われたことなんかが挙げられます。いずれにも言えることは、地域の皆さまやメンバーが私を受け入れてくださり、繋がりが持て、一丸となれたからこそ、乗り越えることができたということです。「地域に根付く」という実感、大変貴重な体験をさせていただきました。
公私ともに充実した思い出の地です、今はまだこういった時世ですので、落ち着いたらまたぜひ帰りたいですね。
Q2ふるさと納税を始めようと思ったきっかけ。もしくはしていただいた感想。
数年前になりますが、職場の先輩がやっていて、その話を聞いてるうちに自分でもやってみようかな、という気持ちになったのがきっかけです。
当時は、手続きが手間、複雑、面倒くさい、という印象を持ってましたが、先輩が一緒にやってみようと背中を押してくれました。実際やってみると、あっという間でした。回数を重ねるごとに、ふるさと納税に関する知識も深まっていき、気が付いたら自然と自分も周囲に勧めていました。まずはやってみることが大切!と感じました。
また、返礼品だけでなく、自治体さまや生産者さまから通知書やお礼の手紙が送られてくることもあり、読ませていただくと不思議とその地域に親近感を感じ、もっと応援したいという気持ちになりました。その地域と繋がり、身近に感じられるというのがふるさと納税の魅力だと思います。
Q3三越伊勢丹ふるさと納税を通して実現したいこと。
三越伊勢丹ふるさと納税における我々の役目というのは、それぞれ地域の魅力を全国に発信し、その先にいる地域、生産者さま、が未来永劫発展していくことに僅かならではありますが寄与していくこと。それが大切ではないかと思います。
ふるさと納税制度は、寄附者自らが考えて寄附先や使い道を選択できる珍しくも素晴らしい制度です。その特性を活かしつつ、三越伊勢丹はグループのネットワークを加え、より活性化させ、さらなる魅力ある制度に作り替え、伝えていくことが大切だと思います。まだまだ制度に対する理解度はばらつきがありますが、制度を知り、理解を少しずつ深めていく、そんなきっかけを作ることも我々の役目だと思います。
全国それぞれには魅力的な地域があり、住んでる人々がいて、素晴らしい文化があります。我々は三越伊勢丹ふるさと納税を通じて発信し、消費者の皆さまと、地域を繋ぐためにふるさと納税制度を浸透させていきたいと考えます。
Q4最後におすすめの返礼品を教えてください!
お勧めしたいのは、香川県小豆島のオリーブオイルです。
私は2020年4月に香川県に赴任し、現在2年目を迎えたところです。赴任してまず気になったのは、以前から大好きなオリーブです。香川県は県花がオリーブであるほど生産が盛んで、中でも小豆島のオリーブはたいへん有名です。福岡時代から小豆島のオリーブオイルは知っていて食べることもありましたが、現地で食べるという貴重な機会を得て、再度懐かしさを感じることができました。
感想ですが、しっかりとしたフルーティな香り、舌触りが滑らかでまろやかな味わいを感じることができます。おすすめは、火を通さずにそのまま。小豆島のオリーブ本来の風味を味わっていただきたいです。
香川県小豆島町
小豆島産 エキストラバージンオリーブオイル[手摘み]
寄附金額 15,000円
詳細はこちら
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