年越しそばの始まりは江戸時代?
大晦日と言えば年越しそば。
では、年越しそばの風習はいつからでしょうか。
古くは18世紀ごろの書物には、年越しにお蕎麦を食べた記録がありますので、江戸時代の中期ごろには庶民の行事のひとつとして定着していたと思われます。
何故、お蕎麦?
お蕎麦は原料である蕎麦の実は大変栄養価が高く病気に効果があることや五臓の毒を取ると信じられていました。
実際にお蕎麦に含まれるルチンには、毛細血管を強くし、血液の循環が良くなるように血液自体や血管の改善を促します。
冷え性への効果や糖尿病・高血圧などの生活習慣病を予防する効果があるとも言われています。
・厄払い
うどんに比べて細く弾力のすくないお蕎麦は切れやすいことから「今年1年の厄を切って、来年に持ち越さない」。
新年を新たな気持ちで迎えたいという願いを込めて年越しそばを食べるといった説。
・長寿祈願
日本では古くから長いものを食べることは縁起が良いとされ、お蕎麦の細く長い形から「長寿」「長命」を願いこめて、食べられている説。
・健康祈願
蕎麦の実は大変丈夫であることに加え、実際に栄養価が高く血行が良くなることからではとの説。
・金運上昇
昔、金銀細工師や金箔職人がそば粉を使って散らかった金粉を集めていました。その金のついたそば粉を水につけ、そば粉は溶かし、金だけを抽出することができます。
その為、蕎麦は「金を集める縁起物」「金運を呼ぶ」ものとして、金運上昇の縁起ものとして食べられるようになった説。
などなど、いろいろな説があります。
このように年越しそばにいろいろな説があるように、日本全国各地にもいろいろな年越しそばがあります。
是非、この機会に日本各地のお蕎麦の味をお楽しみください。
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