【琉球びんがた】季節の紅型タペストリー「干支」

「びんがた」は、南国沖縄の独特の風土から生まれた型絵の染物です。
「京友禅」「江戸小紋」と並ぶ日本を代表する染物として親しまれています。
道家良典・由利子による作品は沖縄風景を丁寧に描き染め上げた一品です。
色彩豊かな琉球紅型のタペストリーがお部屋を明るくしてくれます。

サイズ：約60cm×約30cm
素材：麻　100%・顔料

＜南の島の布紀行いろいろ＞
自然豊かな沖縄の北部、今帰仁村で琉球紅型と琉球藍型を制作している工房です。

道家良典
1982年生まれ、北海道で育つ。
20歳頃、型染めの技法や、草木による染色に感動し独学で技法を学ぶ。
22歳の頃に紅型職人を志し、沖縄に移住する。
城間びんがた工房にて2年間修行し戦後先人たちが尽力し、復興に至った紅型、琉球藍染めによる沖縄独特の藍型を学ぶ。
第65回沖展奨励賞受賞

道家由利子
1985年沖縄県那覇市に生まれる。
首里高校染織デザイン科卒、工芸技術支援センター（紅型研修）修了。
びんがた工房くんやにて6年勤務後、独立。
首里織をしている母の影響で手仕事や沖縄の伝統工芸に憧れる。
修行時代の工房では紅型の技術の他にも制作の姿勢を学ぶ。県内の琉球舞踊家との出会いにより琉球舞踊の踊り衣裳を手がけるようになる。
古典が色濃く残る踊り衣裳の世界に惹かれる。