2021.01.27
バイヤーが推す日本酒＆酒器6選。酒は香川、静岡、宮崎。器は福井、新潟、千葉

新鮮な海の幸に合わせたり、熱燗で身体を温めたりと、冬は日本酒を嗜むのにぴったりの季節。ふとしたきっかけで日本酒のおいしさに目覚めた人も多いのでは？

「三越伊勢丹ふるさと納税」の返礼品には、バイヤーイチオシの日本酒や、日本酒をおいしく楽しむための酒器も充実！ 今回は家飲みをランクアップしてくれること間違いなしの、選りすぐりの日本酒と、そのおいしさを存分に引き出す酒器を教えてもらいました。

まずは、選りすぐりの日本酒3アイテムからご紹介します！

香川県の小豆島内で唯一という小さな酒蔵で生まれた、吟醸生原酒「小豆島の輝　吟醸生原酒」。通常の清酒の製造工程であるろ過や火入れ、割り水をいっさい行わず、絞ったままを瓶に詰めて温度管理を徹底し、蔵元から直送しています。

いちごのようにフレッシュで華やかな吟醸香と、生原酒ならではのとろっとしたやさしい呑み口は、女性受け抜群！ ロックはもちろん、すだちやレモンなどの柑橘類を絞っていただくと、お店さながらのおしゃれな味わいが楽しめます

「20歳で日本酒と出合ってから30年以上、その魅力に毎日ノックアウトされっぱなし！」と語る、代表・大山さんの熱い思いがこもった「どぶろくしこたま」。どぶろくとは日本酒の原酒のこと。焼酎を飲むのが一般的な南九州で日本酒のおいしさを広めるべく、女性杜氏が手間暇かけて製造しています。

農薬・化学肥料不使用で栽培した伊勢神宮の献上米「イセヒカリ」を原料に、無ろ過で作り上げるので酒粕がたっぷり。体にやさしい仕上がりで、一日の疲れをすっと癒してくれます。特に漬物やみそ、しょうゆなどの発酵食品と好相性！ 甘すぎないので食前酒にも最適です。

こちらは、「酒蔵のまち藤枝」の“四傑”のひとつで、静岡県で開発された静岡酵母を使い、丁寧に手作業で作られた純米大吟醸と、生もと（きもと）と呼ばれる自然の乳酸菌を使った醸造法で作られた特別純米の2本セット。

純米大吟醸は料理の邪魔をしない香りと甘すぎない味わいなので、ぜひ誕生日や記念日などハレの日のごちそうと合わせてみて！ 特に白身魚の刺身などやさしいおいしさの和食と相性抜群だそう。生もと特別純米は味わいに厚みとコクがあり、おでんや煮物などしっかり味の料理にも負けない味わい。2本揃えば、どんなお料理もおいしくいただけます。

次に、日本酒のおいしさをより引き出してくれる酒器3アイテムをご紹介！

千葉県に工房を構え、一貫した手仕事により、デザイン、品質にこだわったガラス製品を作り続けている＜Sghrスガハラ＞。日本酒のプロテイスターと開発した日本酒グラス「KiKiNO」シリーズから、日本酒ビギナーの方にもおすすめしやすい2品を桐箱入のギフトセットに！

「唎乃香（ききのこう）」は、その名の通り香りがより凝縮して感じられる形状になっており、大吟醸におすすめ。「唎乃深（ききのしん）」は山廃・生もとの深い酸味と芳醇な旨みをいっそう引き立ててくれます。洗練された美しいデザインは、リモート飲み会でも話題になりそう！

粘り気のある鉄分の多い赤土に恵まれ、長い歴史に紡がれてきた福井県の越前焼。人気が落ち込んでいた2012年頃、お客様から「盃を限界まで薄くすると酒がおいしくなる」という声に応えて生まれたのがこの盃です。

古来の日本ではお酒を貝殻で飲んでいたそうで、盃の形状はその歴史からきているのだとか。日本の伝統的な文化を感じられる酒器は、海外のお客様へのもてなしにも喜ばれそう！ 香りがふわりと広がるので、吟醸のように香り高いお酒をいただくのがおすすめです。薄いぶん、口に運んだときにお酒が舌先にダイレクトに触れるため、冷酒や常温のお酒に向いています。

天然木に彫刻を施して漆を塗り重ねるという、新潟県村上市に江戸時代から伝わる独自の伝統技、村上木彫堆朱。艶を消してマットに仕上げた漆の上品な朱色が、食卓に華を添えてくれます。

ペア仕様の酒器は、普段の晩酌はもちろん、誕生日や結婚記念日など大切な人と過ごす日にもぴったり。使い込むほどに風合いが増すので、使うたびに二人が積み重ねた歴史も感じさせてくれるでしょう。

いかがでしたか？ おいしいお酒は日々の息抜きや、大切な人とのコミュニーケーションにも欠かせないもの。さらに趣向を凝らした酒器でいただけば、五感も豊かに刺激されます。ふるさと納税を活用して、長いおうち時間を充実させましょう！

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