飛騨・高山地域には、『飛騨の匠』に総称される木づくり文化と伝統があります。それぞれの時代の技術革新の集積により、歴史と伝統を創ってきました。飛騨・高山の家具は、その伝統文化を受け継ぎ多くの方に愛されています。ライフスタイルの変化により椅子を中心とした家具産地に発展し、日本国内に留まらず世界に向けて発信を続けています。
日本建築史の黄金時代の
一翼を担った
「飛騨の匠」のものがたり
日本初の都城・藤原京造営に携わった飛騨の匠は、都が平城京へ移った後も、現在の奈良県橿原市などに長く住んでいたと伝えられています。飛騨の匠らの居住地には、出身地の名前がつけられたといわれ、飛騨にちなんだ地名が今も残されています。
自然との共生を図る
「飛騨デザイン」
『日本の美・飛騨デザイン』をテーマに掲げ、国内はもとより世界に向かって、日本を代表するデザインを発信しています。
飛騨の匠が脈々と受け継いできた技と魂。自然との共生を図り、資源の活用と再生を循環し、心の豊かさと人とモノとの関係を築いて行かなくてはなりません。
事業者紹介
飛騨産業株式会社
日本を代表する家具産地、飛騨高山に拠点を構える家具メーカーです。1920年設立と、創業100年の歴史を持ち、国内のみならず、世界にもその名が知られています。
飛鳥時代から続く匠文化と豊富なブナ材資源を持つ地に、旅人によって曲木家具の技術が伝えられたことが設立のきっかけです。
「豊富な森林資源」と
「飛騨の匠の心と技」
数々のロングセラーを生み出し日本の家具文化を牽引、家具生産のリーディングカンパニーへと上り詰めました。
「飛騨の匠」の技術を今も脈々と受け継ぎながら、常に時代のニーズに合った商品を提供し続けています。
オークヴィレッジ株式会社
オークヴィレッジは、おもちゃや文具、家具をはじめ家も自社で開発・設計し、国産材にこだわって制作まで行う木工房。
家や椅子、テーブルも、できる限り金物を使わず、伝統的な「木組み」で造り上げるため、その担い手である家具職人、大工や棟梁も自社で育成しています。
「三位一体」のモノ造り
オークヴィレッジのモノ造りは、家具や家も、100年以上お使いいただけることを大切に考えています。
「素材」「技術」「デザイン(設計)」という3つの要素がより高い次元で三位一体になった時、初めてオークヴィレッジが大切にしているモノ造りになると考えています。
株式会社シラカワ
創業以来変わらぬコンセプトである『100年モダン』は、日本の歴史と文化の中で育まれた、100年たっても古さを感じさせない、独自のデザイン哲学です。
飛騨の技術と匠の魂でつくられた、複雑な曲面曲線を持つ家具を全国に発信していきます。