「第2回 三越伊勢丹ふるさと納税コンテスト」に沢山のご応募を頂き、ありがとうございました。
ふるさとへの思いの深さ・多彩さを感じる作品の応募総数は、写真249点・川柳759点となりました。
厳正な審査の結果、各賞が決定しましたので発表いたします。
入賞作品は、2021年10月27日(水)~11月1日(月)まで日本橋三越本店で開催される「三越伊勢丹ふるさと納税展」会場内にて掲載させていただくほか、三越伊勢丹ふるさと納税公式SNSで発表させていただきます。
写真の部
最優秀賞
おすみ
選評:日本風景写真家協会会員 新海良夫氏
この作品には自然の空気感がある。特に画面の右にある木の形は素晴らしい。さほど太くはない幹が曲がって成長して夕日の光に輝いている。
背後の空の色がその木の姿を押し出してくれている。「よく頑張っているね」と。
深く見るほど味わいが増してくる写真です。
優秀賞
笠井忠
選評:日本風景写真家協会会員 新海良夫氏
夕日を浴びる水田の輝き、光と色の美しさに感動いたします。
この写真では空の部分を狭めて水田の光の美しさだけを強調すればもっと良かったのではと残念な気持ちで見ていました。
太陽から下だけで十分に夕日の美しさは感じることができたように思う。
上野 仁
選評:日本風景写真家協会会員 新海良夫氏
男性と女性、この写真は?となぜか不思議な思いで見る写真です。
細部まで観察してみると風を感じてくる、手前の草地と女性のスカートが緩やかになびいている。
砂丘の砂地につけられた足跡は、二人が歩いた水平の足跡と砂丘の上まで続く足跡とが別な流れを作り出している。
見る人にとって自由に想像を膨らませてくれる写真です。
てる
選評:日本風景写真家協会会員 新海良夫氏
この写真の良さは光の選び方です。 半逆光の光はお茶畑の緑を明るく表現しています。
無駄を省いて三分割法に近い構図にしているところも画面を安定させている。
水平の茶畑のラインは目線を下から上へと移動させて、変化を感じさせる写真となっている。動きの少ない平凡な写真とは違う魅力がそこにあります。
川柳の部
最優秀賞
帰れない 故郷の匂いが 届く夏
ごん太
選評 : 日本ネーミング協会会長 岩永 嘉弘氏
コロナ禍だった今年の夏、故郷へ帰れない気持ちに見事に重ねて表現しています。
優秀賞
帰ろかな
名産食べて
独り言
やじろべー
選評 : 日本ネーミング協会会長 岩永 嘉弘氏
さぶちゃんの歌「♪帰ろかな」を思い起こさせて、切ないなあ。
コロナ禍で
密避け税だけ
帰郷する
豆助
選評 : 日本ネーミング協会会長 岩永 嘉弘氏
コロナ禍で帰郷できなかった今年の夏、故郷への「密な想い」を詠った作品です。
全国に
第二の郷が
ある至福
薫風
選評 : 日本ネーミング協会会長 岩永 嘉弘氏
納税を新しい故郷ができる喜びとして、嬉しく表現しています。