＜TAMIYA RADEN/民谷螺鈿＞Sea shell Card Case ver.2 ボルドー

貝殻糸を織る技法（螺鈿織）は、きものの帯で使用される伝統的織技法、引箔を応用して生み出されました。

その工程は、まず、貝殻を約0.1mmの板状に削り、割れないよう独自開発したコーティングを施します。
これを0.6mm-0.75mm幅に均一に裁断して貝殻糸が出来上がります。
貝殻糸は織職人の手によって一本一本絹糸と共に織り込まれます。
使用している貝殻は、華やかなブルーが特徴的なパウアシェル（ニュージーランドアワビ）です。
革部分には手触りの良い上質なイタリアンレザーを使用しており、傷のつきにくいものになっております。
収納ポケットが4つあり、うち一つには折り畳み式のマチがついているため収納力に優れています。

サイズ：10.5×7.5×1.5cm

素材：Silk 67%・Polyester 24%・Shell 9%、Leather：Cowhide(Italian Leather)・Lining：Polyester

TAMIYA RADEN は漆の加飾として発展した「螺鈿」と織物伝統技法（引箔）を融合させ、螺鈿織を生み出した工房です。
螺鈿織は、和紙の上に 薄く板状にした貝殻を貼りつけ、これを糸状に細く裁断したものを緯糸として織り込む、日本独自の技術です。
自然の海がもたらす七色に輝く光を特徴として、きもの用工芸帯の製作を続けるほか、近年では世界のハイブランドとのファッション、インテリア向けの取り組み実績も多数。貝殻だけでなく、革や漆、和紙など異素材との組み合わせで日本の伝統技法から生まれる新しく、美しいクリエーションを提案します。