＜本坊酒造＞MARS NEO穂坂甲州 甕（ワイン）

＜NEOシリーズ-甕-の特長＞
本坊酒造の本拠地、鹿児島県南さつま市津貫にある「津貫蒸溜所」にて本格焼酎の製造に使用していた『和甕』を使い、醸し発酵したワインです。
ワインの発祥とされるグルジアのアンフォラ仕込みにように、古代仕込みを現代に再現しました。
培養酵母を使用せず、天然酵母による自然発酵を行い、補糖も行わない自然な醸造を施し、無濾過にて瓶詰めしたワインです。

＜醸造家が語る　-甕-への思い＞
「甕」を使ってワインを造ったことはありますが、自然発酵･無補糖は、初めてであり、非常に面白いチャレンジでした。
甕は、神秘な容器で、樽ともステンレスタンクとも異なる風味を感じさせてくれる、あたたかみのあるワインに仕上がりました。

鹿児島に本社を持つ本坊酒造が、洋酒生産拠点として山梨県笛吹市石和町にマルス山梨ワイナリーを設立したのが1960年。
さらなる品質向上を目指し、2017年に山梨県韮崎市穂坂町に醸造拠点として【マルス穂坂ワイナリー】を開設しました。
世界に通じるワインを造るために、高品質醸造用葡萄の産地である韮崎市穂坂町で、新たなワイン造りに挑んでいます。
●マルス穂坂ワイナリー 醸造棟の特徴
高低差のある傾斜を利用した「グラビティ・フロー」設計を取り入れました。
これにより葡萄や葡萄果汁に負荷が少ない繊細で優しいワイン造りが可能となりました。
半世紀におよぶマルスワインの歴史と、最新の醸造設備による技術が組み合わさった、葡萄のポテンシャルを限りなく引き出せる理想的な醸造棟です。
●醸造責任者より
これまで人生の半分以上この仕事に従事してきましたが、経験した仕込みはたったの20数シーズンしかありません。
ワイン造りは毎年が試行錯誤の繰り返しで答えがない難しい世界。
だからこそ一期一会の精神で、その時の葡萄に最適な醸造方法を見つけ出し、世界に一つだけ、マルスだけの美味しいワインを造り出しています。