＜能登上布 YAMAZAKI NOTOJOFU＞貫頭衣プルオーバー （色柄お任せ）

凛装は、能登上布の伝統と今の装いを行き来し、日々を少し特別なものにする新たな装いです。伝統の夏着物である能登上布独特の麻のつややかさと、透けて張りのある服をまとう心地は、着物を着ると心が整うように、「凛」＝心身を正す　という日本の美意識を感じることができます。また素材から独特の着心地のよさや経年変化を慈しむことができるのも魅力のひとつです。
貫頭衣プルオーバーは、能登上布の起源とされる時代の衣服、貫頭衣から着想を得ています。平面に畳んで重ねることができる着物のように、プルオーバーの一部をつまむことで平面に畳むことができ、無駄がなくシンプルでストイックな日本の着物文化に触れることができるのも魅力です。

【サイズ】フリーサイズ（レディース）
　　　　　着丈（前）　約45cm
　　　　　着丈（後）　約80cm

生地　麻（ラミー）100％

＜山崎麻織物工房について＞（株）山崎麻織物工房は1891年（明治24年）紺屋（染め屋）として創業。創業130年、能登上布伝統の職人技を継承する唯一の織元です。戦後織元が年々減少し「滅びゆく能登上布」と言われるほど大変厳しい時期もありましたが、3代目織元が語っていた「こんなによいものを残さないのは罪だと思う」という言葉を胸に、代々守ってきた伝統の技や日本の伝統的な夏着物である上布の文化や美意識を次世代につなぎ、日常に溶けこむ能登上布の着物と小物を発信することで美しい能登上布を残していきたいと願っています。
また、紺屋をルーツにもつ山崎麻織物工房から、能登上布ならではの絣のデザイン・手染技術を用いた商品を作り、独自の絣の魅力を伝えていきたいと思います。