＜瑾齋＞どんぶり椀　縁布　曙塗

縁に布で補強し下地を施した椀は割れが入り難く、堅牢な漆器になります。
上塗漆を塗った後、下の漆が見えるように研ぎ出して布目を浮き立たせています。
曙塗は黒漆の下から朱漆が見える仕上。
傷も目立ちにくい普段使い用の器に仕上がっています。
栃材をロクロ挽し、縁に布を貼り下地を施し補強した堅牢などんぶり椀です。外側は曙仕上、内側は黒の真塗です。

(約)径16.0×高9.0cm

栃材（国産）・漆塗

～瑾齋～
工房を構える山中温泉は文字通り四方を山で囲まれた温泉地であると共に、天保年間より約400年続く漆器産地。
瑾齋はこの地で、明治35年より３代にわたり、生活を豊かにする工芸品の企画立案と制作販売に携わっています。貴重な天然材料を生かし、心を込めて作り上げた瑾齋の作品をご愛用ください。