＜イスム＞阿修羅

哀愁の守護神　阿修羅
娘を奪われたことに怒り帝釈天と止むことのない戦いを続けていた阿修羅ですが、釈迦の説法を聞いて仏法に帰依し守護神となりました。釈迦如来を守る八部衆のほか、千手観音を守る二十八部衆にも取り入れられています。
争いの耐えない世界「修羅道」を司ることから通常怒りの表情で表わされることが多いのですが、光明皇后が造らせたというこのモデル像は、憂いを帯び、どこか少年のようなあどけなさを感じさせます。三つの面はすべて表情が違い、向かって左、右、正面の順に成長し、最後に仏道に目ざめる過程を表すとも言われています。

サイズ：約高さ325×幅195×奥行105mm
重量：約1.2kg

素材：ポリストーン
原産国：中国

～MORITAについて～
お客さまの「魂を震わせる」製品の開発を心がけています。創業以来50年以上にわたって蓄積された美術工芸品の技術とノウハウを余すところなく投入し、「イスム」ブランドを立ち上げました。
日本の精神文化とは、禅の精神や、繊細なおもてなしの心、また花鳥風月に代表される自然と共に生きるという美的感覚が挙げられます。その素晴らしい精神文化を、仏像を通してお客様と共に学び、味わい、次世代へ継承していくことを企業活動の使命としています。