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返礼品について
株式会社 濱田窯は、民芸運動の牽引者の一人であり、重要無形文化財保持者でもあった陶芸家の濱田庄司氏(1894-1978)を初代とする、栃木県益子町の窯元です。
1924年に益子に移住した濱田庄司氏は、1930年に益子町の道祖土(さやど)という地に、仕事場と自邸を築きました。そして、翌1931年に初窯を迎えます。これが、濱田窯のはじまりとなります。
以後、庄司氏は、ここを仕事の拠点とし、多くの作品を生み出しました。庄司氏の没後は、庄司氏の次男であり生前より後継者として庄司の仕事を助けていた濱田晋作氏(1929-2023)、晋作氏の次男である濱田友緒氏(1967-)と三代にわたって、同じ地・益子町道祖土にて、晋作氏と友緒氏による新たな創作を加えながら、庄司氏から続く素材や技法、作陶スタイルを今に受け継いでいます。
益子のなかでも良質の粘土を原料に、成形は、蹴りロクロによって行われます。使用する釉薬は、灰などを原料とした天然釉薬を用い、おおよそ年に2回は、薪を燃料にした登り窯での焼成も行われています。
サイズ:約幅32×奥行28×高さ8cm
素材:陶器
~濱田友緒~
1967年 濱田晋作の子、濱田庄司の孫として益子町に生まれる。
幼少時から濱田窯の庄司と晋作の工房にて土に親しむ。
1989年 多摩美術大学彫刻科を卒業
1991年 同大学大学院美術研究科彫刻を修了。
1995年 益子町の使節団として渡英、セントアイヴス、ダーティントン、ロンドンなどを訪問。各地で歓迎を受け、庄司とリーチ没後に途絶えていたイギリスとの交流を再開する。
1998年 イギリス、ディッチリング美術館にて「POTTERY EAST&WEST」展、招待出品。陶芸実演も行う。
2001年 日本橋三越で第1回個展開催、以降隔年開催。
2004年 益子町の調査団として沖縄訪問、壺屋、読谷村などの陶芸工房を視察。
2005年 アサヒビール大山崎山荘美術館「益子濱田窯三代 庄司・晋作・友緒展」開催。
2007年 益子陶芸美術館「濱田の系譜」展に出品。
「濱田窯三代 庄司・晋作・友緒 陶芸の道」展を日本橋三越、三越仙台店、名古屋栄三越にて順次開催。
日本橋三越にて第4回「40歳記念展」開催。
2008年 セントアイヴスのリーチポタリー復興記念式典に出席。バーナード・リーチの孫のジョン・リーチ氏とテープカットを行う。
濱田窯 三代目代表に就任。
2009年 リーチポタリー1周年記念「濱田友緒展」のため、リーチポタリーで滞在制作する。陶芸実演、講演も行う。
パッカーギャラリー(ボストン)にて濱田窯三代展を開催(以降隔年開催)。
ハーバード大学などで講演、陶芸実演を行う。
2011年 「濱田窯開窯80年記念 濱田家三代展」を大阪三越で開催。
塩釉発祥の地ドイツのヴェスターヴァルド地方を訪問、同地ヘーアグレンツハウゼン地区のコブレンツ大学にて開催の塩釉焼成に参加。ヴェスターヴァルド陶芸美術館にて講演を行う。
2012年 濱田庄司の母校の東工大での「東工大で益子焼」展に出品。
東京アメリカンクラブ「マシコ・ポターズ・リカバリー展」に出品。
公益財団法人 濱田庄司記念益子参考館の館長に就任し、震災で被災した益子参考館と濱田窯の再建に尽力する。
益子町とセントアイヴスの友好都市締結のため、益子町の使節団として渡英。リーチポタリー、ロンドンなどを訪問する。
2013年 濱田庄司記念益子参考館、多くの寄付金をもとに再建し「益子参考館再建式典」を館内で開催。日本橋三越からも助力頂く。
リーチポタリー「第2回 濱田友緒展」開催。セントアイヴス・スクールにて陶芸実演と講演を行う。
2014年 ロエベの招待により、マドリッドとパリの本社、工場、ショップなどを視察。
ロエベのデザイナーのジョナサン・アンダーソン氏からロエベイメージの花瓶制作の依頼を受ける。表参道のCasa LOEWE Omotesandoにロエベイメージの花瓶と濱田窯三代の花瓶を11点設置。
益子陶芸美術館「展開するチカラ」展に出品。
2015年 震災復興を記念する「濱田庄司登り窯復活プロジェクト」を開催。プロジェクトの会長として益子参考館内の震災で崩壊して再建果たした濱田庄司の大窯で益子の陶芸家など約100名で焼成し、好評を博す。
2017年 益子町とセントアイヴスの友好都市5周年記念式典をリーチポタリーで開催するため益子町の使節団として渡英。ロンドンの在英国日本大使館で講演を行う。
日本橋三越で第9回「50歳記念展」を開催する。
2018年 第2回「濱田庄司登り窯復活プロジェクト」を開催。益子と笠間の陶芸家87名で益子参考館の登り窯を焼成する。
世田谷美術館「濱田窯の系譜 濱田晋作・濱田友緒」展を開催。
2019年 MASHIKO Productの代表に就任。深澤直人氏のデザイン監修による益子焼ブランド「BOTE&SUTTO」の制作に携わる。ブランド名BOTE&SUTTOを命名する。
ジョン・ラスキン生誕200年の記念講演を、スコットランドの湖水地方のラスキン邸のブラントウッド・ハウスに招かれ行う。
2021年 リーチポタリー創立100年を記念する「益子×セントアイヴス100年祭」を益子町で開催。実行委員長を務める。日本橋三越にて「濱田窯90年 濱田窯三代とバーナード・リーチ展」を開催する。
返礼品詳細
| 提供元 | 株式会社濱田窯 |
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| 発送時期 | 通年 |
| 受付期間 | 通年 |
| 配送 |
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| 配送注記 | 在庫の状況によりお届けまでに6ヶ月程度いただく場合がございます。予めご了承ください。 こちらの返礼品は、お届け日/お届け時期の調整をお受けすることができません。予めご容赦下さい。 |
| 内容量 | 地釉鉄砂赤絵六角鉢×1(桐箱入り) |
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| 返礼品注記 | 使用前に水にさらすのがおすすめです。直火・オーブンレンジでのご使用はご遠慮いただいております。 ※電子レンジ不可・直火不可・IH不可・食洗機不可 ※手作り品のため、サイズ・色合いが異なる場合があります。こちらは手作りの味わいや意匠として、ご理解いただきますようお願い致します。 ※黒点や釉薬の表情に個体差がある器です。 ※お客様の閲覧環境により、画面上の色と商品の色は異なる場合がございます。 |
| 地場産品基準 | 益子町内において企画、成型、加飾、本焼きまでの制作の全工程を行っています。 |
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評価レビュー
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お支払い方法
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<濱田友緒>濱田窯 地釉鉄砂赤絵六角鉢
寄附金額 352,000 円































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