Vol. 10 2021.5.14

今、届けたい
「ふるさとのトピックス」
毎月第2金曜日更新

豊かな大地が育んだオーガニック野菜 美味しいニンニクと、カラフルな野菜、香り高いハーブが育つ畑。

楽しい食卓と、色とりどりの風景で、自然の美しさに気づく時間を。

富良野町は四方を大きな山々に囲まれている盆地です。夏はとても暑くて30℃を超え、冬はマイナス20℃の極寒にもなります。
厳しい気候が、美味しい野菜やハーブを育てます。景色がとても良くて、気持ちの良い畑です。

夏には、人参の葉っぱやニンニクの葉っぱが、そよそよと風に揺れます。ハーブたちの花が満開になり良い香りをたくさん作ってくれます。気温が下がってくる秋には野菜の収穫を迎え、冬には全てが雪の下になり、静かな時間が流れます。

毎日の暮らしを少し楽しく、人生の時間が豊かになるような、そんなものたちをお届けします。

肥料について

Nishio Farmは全面積で有機JAS認証を取得しています(新しい畑では、転換期間中も含みます)。

使用している肥料は、有機JASで認められている有機資材のみで、鶏糞、魚粕、米糠などを主に使っています。
その他に「緑肥」という、畑の栄養になる植物を育て、それを畑にすき込むことによって、有機物を供給しています。

病害虫への対応や、除草について

Nishio Farmでは、有機JAS認証で認可されている有機農薬も、今のところは使用していません。病害虫にそもそも強い品種を選んだり、物理的に排除する方法を取っています。

また、最も手のかかる除草は、機械(トラクターや、手押しの機械)で大雑把に除草した後、細かい部分は全て手作業で除草します。
除草に手をかけることで、虫が住み着かないような環境を作ったり、風通しを良くすることで、病気になりにくくします。

しかし、やはり病気になったり、虫に食べられてしまうことはあります。

そういうリスクも含めて多めに作ったり、次の年は環境を変えてみたり、新しい品種に変えてみたり、日々試行錯誤を続けています。
野菜は自然です。周りの環境も日々変わります。

そのことを受け入れつつ、今の自分たちが出来るベストを尽くそうと思っています。

北海道札幌市の陶芸家、神尾優佳の制作したアヒージョ鍋と、
フレッシュな新ニンニクや、ホップも入ったお野菜に加えたセットです。

美味しいアヒージョのレシピカードもお付けします。

アヒージョ鍋があれば一年間を通して、季節のお野菜でお料理していただけます。
美味しいワインと共に、ぜひお楽しみ下さい。

北海道上富良野町
旬のオーガニックお野菜とアヒージョ鍋のセット
(3〜4人用)

寄附金額 35,000円

詳細を見る

旬のオーガニックお野菜とアヒージョ鍋のセット(3~4人用)
旬のオーガニックお野菜とアヒージョ鍋のセット(3~4人用)

北海道上富良野町
旬のオーガニックお野菜と
アヒージョ鍋のセット(3~4人用)

寄附金額 35,000円

詳細を見る

あの人に聞く
「ふるさと」の魅力
株式会社 エムアイカード
代表取締役社長執行役員:
梅田 貴生 氏

地域への思いは人それぞれ。三越伊勢丹グループと深く関わる人物に、その思いを語っていただきます。

Q1思い入れのある地域や、その地域にまつわる思い出があればお聞かせください。

生まれは神奈川県横浜市のハマっ子ですが、自分の中で思い入れが深いのが北海道富良野市となります。

親類が北海道に住んでいるということもありますが、子どもが小学校に入学してからは家族旅行で北海道にスキーに行くことが多くなりました。トマムで滑ることが多かったですが、札幌から入って富良野を経由するのがコースでした。
富良野の絶景を楽しみ、美味を食し、中でも富良野のワインを飲むのがとても楽しみでした。

富良野は周辺は山々に囲まれ、内陸性気候のため昼夜の温度差が大きく、その気候風土や土地の条件はワインの本場北欧によく似ています。
日照時間も長いため糖度の高いぶどうが収穫され、そのぶどうから作られるワインはしっかりとした酸とボディ感のある味わいとなっています。また、富良野のワイン作りの歴史を紐解くと、もともと自生する山ぶどうから始まっていて、その後農業振興策として富良野の方々が長年の努力を積み重ね品種改良を行われ現在に至っています。こんな史実を知るとまたワインの味もより深みを感じるものです。

富良野ワインと北海道産の野菜、肉、チーズとのマリアージュはまた格別です。本来の目的であるスキーがわき役になってしまいそうになりますね。
また、冬以外にラベンダーのシーズンにちょっと早めの夏休みをとって行くと今度は雄大な景色が至福の時間に花を添えてくれます。

北海道には、富良野の他にも十勝、函館、余市、小樽等々有名なワインが沢山あります。余市はNHK連続テレビ小説『マッサン』でウイスキーの産地として有名ですが、ワインもかなり力を入れています。
将来時間が出来たら北海道を周遊しながら、地産ワインを飲み比べてみる長旅をしてみたいですね。

Q2ふるさと納税を始めようと思ったきっかけ。もしくはしていただいた感想。

ふるさと納税は以前から知っていましたが、なんとなく手続的なハードルを感じており踏み出せていませんでした。
ところが、とある自治体とのプロジェクトを実施していた際に、ふるさと納税の地域振興への貢献についてお話を聞く機会があり、地域振興への参画への意識が高まり、実際にやってみて事務的なハードルも下がりました。
その流れで、飲食物が中心ですが気になった地域へのふるさと納税を実施するようにしています。今では新たな地域を探すのが楽しみになっています。

Q3三越伊勢丹ふるさと納税を通して実現したいこと。

新型コロナウイルスが猛威をふるう中で、飲食店の休業や営業自粛等により、特に日本の食に関わる様々な生産者の皆さまが大変な苦労を強いられています。

百貨店という業態、ひいては三越伊勢丹グループは、日本全国の生産者の皆さまと繋がることで、消費者の皆さんの期待に応えて来れた企業だと思っています。
リアルチャネルによるサービス提供に制約がかかる現在、ふるさと納税を通じて全国の生産者の皆さまを応援することが私たちにできる恩返しになると考えています。
また、消費者の皆さまには、三越伊勢丹グループが長年培ってきた目利き力で厳選した品々を安心してお選びいただき、日本にとって大変重要な地域振興というテーマに参画していただければと思います。

私共エムアイカードは、カード会員の皆さまに本取組の魅力を感じていただき、参画していただきやすくなるよう情報発信をしていきたいと思います。

Q4最後におすすめの返礼品を教えてください!

お薦めしたいのは、私も味わわせていただいた上富良野の多田ワインのセットです。
2016年オープンの比較的若いワイナリーですが、10年以上にわたりぶどう栽培の高度化に取り組まれています。

ピノ・ノワールはタンニンと酸味のバランスが良好でライトな味わいです。新しいビンテージですが寝かせても楽しめると思います。
シャルドネはフレッシュで瑞々しい味わいですがほんのり酵母感もあって重層感を楽しめます。ぜひご賞味ください。

北海道上富良野町
多田ワイン2本セット

寄附金額 30,000円

詳細はこちら

多田ワイン2本セット

北海道上富良野町
多田ワイン2本セット

寄附金額 30,000円

詳細はこちら

大人の晩酌 北海道白糠から、日本、アジアで愛されるチーズを目指して

深化し提案するチーズ工房 酪恵舎をご紹介いたします。

乳を大切に扱うことがこだわりです。

「生乳本位のチーズづくり」

美味しいチーズは質の高い生乳からのみ作られます。乳は本来、冷却したり、加温したり、攪拌したりするものではなく、おかあさんのおっぱいから直接飲むものです。
搾ったままの状態を保つために、牧場から生乳を運ぶ時にはできるだけ振動させないように細心の注意を払います。
工房への受け入れもポンプを使わず落差で自然に流れるようバットに乳を入れ、殺菌、冷却もできるだけ乳にストレスを与えないように扱います。

乳を大切に扱うことがこだわりです。

食材として最も魅力のある
イタリアチーズを選びました。

「いいものを作るために正しく作る」

酪恵舎がベースにし、製造しているのはイタリアで作られているチーズです。直接イタリアへ行ったり、またイタリア人技術者を日本に招へいして技術を習得しました。思いつきでアレンジなどはせず、正しく作ることを徹底しています。
スタッフ全員が乳や乳酸菌の本質を理解し、観察、記録して常に学び「今日よりも明日、明日よりも明後日と日々研鑽し、より美味しいチーズを作る」ために努力を続けています。

食材として最も魅力のあるイタリアチーズを選びました。

作る楽しさ、食べる楽しさに
出会ってください。

「食材としてのチーズ」

イタリアタイプのチーズは、料理に使うことで可能性が広がります。複雑な味や風味は強いワインには向きますが、料理に使うと他の食材とけんかしていまいます。
酪恵舎のチーズは様々な食材に寄り添って素材の魅力を引き出します。料理に合わせて様々なチーズを使い分けると、楽しさや美味しさと出会うことができるのです。新しいチーズ料理を提案できるよう自ら研究しています。

作る楽しさ、食べる楽しさに出会ってください。

共に栄える工房を目指しています。

「チーズづくりに関わる全てを愛する工房」

北海道白糠の雄大な自然の中で、牛が草を食み、酪農家が乳を搾る。それを酪恵舎がチーズにして、シェフやお母さんのもとに運び、美味しい料理となって幸せな食卓が囲まれる。最後に、あなたが「美味しい」と食べることでチーズづくりは完結するのです。
酪恵舎のチーズに関わる全ての人たちの喜びが大きくなるよう、みんなの努力が無駄にならぬよう、共に栄えていくことが理想であり、願いです。

共に栄える工房を目指しています。

チーズづくりへの想いは尽きません。

「深化し提案するチーズ工房 酪恵舎」

酪農王国と言われる北海道に乳製品の食文化が根付いていないことに気づいた酪恵舎は、地元に郷土料理と言われるチーズ料理を生み出したいと思いました。
搾りたての生乳という素晴らしい恵みを無駄にしたくない。本当に高い品質のチーズを作ることが、酪農家の誇りになり、それを食べる町の人の喜びになると考えています。
知識と経験を積み重ね、チーズづくりにひたすら向き合い続けることで、日本人にしか作れない圧倒的に美味しいチーズができると信じています。

チーズづくりへの想いは尽きません。

〜乳に仕え、美味しくなれと思いを込め〜

北海道白糠から、日本、アジアで愛されるチーズを目指して、
深化し提案し続ける本気の一品をご堪能ください。

北海道白糠町
酪恵舎セレクトチーズセットB「CookingCheese!」

寄附金額 20,000円

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酪恵舎セレクトチーズセットB「CookingCheese!」
酪恵舎セレクトチーズセットB「CookingCheese!」

北海道白糠町
酪恵舎セレクトチーズセットB「CookingCheese!」

寄附金額 20,000円

詳細を見る

「用の美」を愉しむ暮らし High Quality Hand Crafted Furniture

緑豊かな郊外の丘の工房で作り出される無垢材の作品

資源の有効活用

東京都心から30㎞圏内に位置し、三富新田に代表される平地林など豊かな自然が残る、東京から一番近い緑のオアシス埼玉県三芳町。

埼玉県三芳町の三富地域では江戸時代から循環型農業が営まれてきました。
各農家が「ヤマ」と言われる平地林を持ち、その落ち葉を発酵させて肥料に用いています。

By Handsは平地林管理のため伐採された木を活かして木製品を作り、資源の有効活用に努めています。

埼玉県三芳町の平地林

By Hands 代表 芦田 大介 氏

アメリカの大学留学後、特注家具製作会社へ入社。その後、無垢の家具専門工房の工場長を経て2004年に独立。

現在は埼玉県日高市にセルフビルドの自宅と工房を構え、シンプルで使い勝手の良い家具と小物を制作し続けています。

環境や持続性にも関心を持ち地域材、間伐材への利用にも積極的に取り組まれています。

By Handsの作品

By Handsの作品へのこだわり

樹が作品の材料として使えるような太さになるまでには何十年という歳月が必要です。

その貴重な材をできる限り活かしきり作品を作る努力をし、何世代も受け継がれる堅牢なつくり、いつまでも飽きの来ない控えめなデザインを目指しています。

木材
エッジプレート 190

二つとしておなじ木目の無い
天然木の表情をお楽しみください。

江戸の昔から循環型農業を営む三富地域の農用林から出る間伐材を利用した作品です。
縁の形が見る向きによって変化する切れのあるデザインです。


エッジプレート 190

埼玉県三芳町
エッジプレート 190

寄附金額 16,000 円

詳細を見る

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